2026.10.20

「森業アワード2026 林野庁長官賞(準グランプリ)」を受賞しました

初回開催となる「森業アワード2026」において、長野県根羽村が安城市、根羽村森林組合、一般社団法人ねばのもりと共同で申請した取組「源流留学 -森へ入り、森との関わりをつくる-」が、準グランプリである林野庁長官賞を受賞しました。 全国各地から85件の応募があった中、自治体としては唯一の受賞となります。

なお、表彰式は令和8年10月29日(木)に東京都江東区の木材会館で開催される「森林づくりシンポジウム2026」にて執り行われます。 ※受賞レポート等は後日、林野庁より公表される予定です。

受賞取組の概要

取組内容:「源流留学 -森へ入り、森との関わりをつくる-」 
共同応募者:根羽村、安城市、根羽村森林組合、一般社団法人ねばのもり

1. 長年続く上下流連携と「源流留学」

矢作川の源流に位置する根羽村(人口約800人・森林率94%)と、下流域の安城市は35年にわたり「環境育林協定」等を通じた水源の森の共同管理を続けてきました。この信頼関係を土台に、子どもから企業まで多層的な「森への入口」をつくり、五感で森や水とのつながりを学べる「源流留学」を展開しています。

2. 多面的な森林整備とネイチャーポジティブ

信州大学農学部等と連携して策定した「SATOYAMA CONCEPT MAPS」により、47.82haの水源の森を6エリアに区分。人工林の針広混交林化を進め、水源涵養と生物多様性の回復を図るとともに、教育・企業研修・観光など「伐る」だけではない多面的な価値を可視化しています。

3. 流域経済圏の創出と持続可能な森づくり

間伐材の枝葉等を活用したアロマ精油の開発(「蒸留の村」構想)や、安城市の小中学生向け「わくわくネイチャースクール」、企業研修の受入等、多様な取組を実施。「入る人がいる森は守られる」、森の保全を通して上下流で価値を交換し合う地域循環型社会の構築を目指しています。