




nebaneは矢作川流域の上流と下流で価値を交換
川はその流れに沿うように生活、文化、経済といった様々な営みを生みだす。
われわれはその営みから生まれる価値を上流と下流で交換する「流域経済圏」を提案します。
そして、川は源流にある森からはじまります。nebaneは源流から上流と下流で行われる営みの価値交換の間をつなぐ役割を担います。
その流域の森づくりは「誰のための森づくりなのか」をイメージしやすく実感できるように。

矢作川流域の上流と下流で価値を交換
生活、文化 、経済が生まれる流域経済圏を提案する
源流や上流の環境が美しいというだけで、ものすごい社会的価値がある。
しかし、その環境が当たり前になりすぎている今、川の流れに目を向けられる人がどれくらいいるだろう。
その未来は30年後も、50年後もこのままで持続するのだろうか。
だからこそ、流域の中でそれぞれが得意な価値を交換するための仕事をつくる。それぞれの立場や地理を越境して手を取り合う。その行為が、流域を意識し、源流を豊かにし、下流にも豊かさを還流させていける。そんな良い循環をたくさん生み出し、流域経済圏を可視化し、体感できる関係性を生み出していく。
お互いがお互いのことを考えられることで、次の時代の「流域」が形作る。


一つの川とその周辺地域を一つのまとまりとして捉え、
「つくる」と「つかう」が流域内で廻る経済活動に取り組む考え方です。
水道・農業・工業と自分たちの生活に欠かせない水について、
生産と消費の両輪を地域全体で意識し合うことで、
川沿いに住む人々自らが、この流域の未来を明るく築くことを目指します。


根羽村を源流とする矢作川
長野県・岐阜県・愛知県を流れる三河湾に注ぐ川です。
最上流部は根羽村にあることから「根羽川」とも呼ばれています。矢作の名は、その昔に矢作橋の周辺にあった矢を作る人々がいた集落に由来しており、矢に羽根を付けることを「矧ぐ」(はぐ)と言ったことから「矢矧」となり、後に矢作へ書き換えらたそうです。上流の美濃三河高原は平坦な高原状の地形で、川によって刻まれた谷底平野には水田や集落が形成されています。
下流の岡崎平野は、矢作川及び矢作古川により運搬された土砂で形成された平野で、西半分は洪積層からなる丘陵地と台地が分布し、東半分は沖積低地となっています。
流域に位置する豊田市にはトヨタ自動車を中心とした自動車産業が集まり営んでいます。[引用] ウィキペディア / 国土交通省

nebane member
nebaneは矢作川の源流である根羽村の森から始まり、川に沿ってコミュニティをカタチづくっています。
根羽村に住みながらnebaneの活動に主軸をおいているメンバーから村内で様々な営みを持ちながら、生活を育んでいるメンバーもいます。
その傍ら、nebaneに共感し個々の営みとは別の軸足として、活動に協力してくれる隣人まで多様な協力体制でプロジェクトに挑みます。
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nebane代表
杉山 泰彦
2017年より、地方と都会の繋がりを支援する株式会社WHEREに参画。
地域PR・移住定住サポート事業等で合計20地域のサポートを行ったのちに、2018年12月に東京から長野県根羽村に自らも移住。
2019年4月-22年3月までは総務省・地域おこし企業人として根羽村PR戦略担当を務め、任期中に2年連続社会増を実現し、地域の魅力づくりに貢献。
2020年8月に社団法人を立ち上げ、「村ごこちの良い里山の風景を持続する」活動を行い、2025年に“nebane”の代表に就任。 -
根羽村役場総務課所属の長野県職員
戸谷 亮太
地域ぐるみの意欲的な活動で成果を挙げている市町村と県が連携して実施する3年間のプロジェクト、「輝く農山村地域創造プロジェクト」のため長野県より派遣、nebaneに参画。
プロジェクト業務と併せて村の10年先を考える道しるべとなる総合計画作成等を担当。1人1人の顔が見えて、生活と紐づいたことが出来る実感を得ながら、村だからこそ出来る活動を楽しみながら活動している。 -
根羽村森林組合総務課長
大久保 裕貴
進学で上京し、自然のある暮らしを求めて根羽村にUターン。伐採から建築用材への加工、さらに商品づくりまでできる一貫した設備を持つ森林組合の総務全般、企業との折衝や森林組合のJ-クレジット創出などを担う。生き様がかっこいい根羽の森に関わる人たちの姿を見て、林業がかっこいい仕事として広がるようnebane memberとして活動。
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合同会社QUSUYAMA 代表
吉水 純子
2011年、3・11を切掛に合同会社楠山を設立しアロマや化粧品原料等の輸入販売業者を担う。2019年に日本の荒廃した森林環境の実状に衝撃を受け環境保全に繋がる森林資源利活用の商品開発へ移行。現在は国内外に於いて素材調達、商品開発コンサルタント、商品開発などを行い、JICA技術協力プロジェクト専門家としても活動中。nebaneでは森林資源を活用して流域のつながりを表現する商品開発を担うため参画。
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根羽村森林組合参与 / 株式会社グリーンベネフィット 代表取締役
岩見 義明
1985年東芝グループの原子力系企業に入社し技術者として活躍。2016年地方創生に興味を持ち、大手旅行会社へ転職。2019年根羽村の農村活性、地域創生への参画をきっかけに、2020年根羽村森林組合の参与として、持続可能な林業活動を展開、2021年間伐材を使った木の糸でタオルを製品化、2025年大阪・関西万博の医療スタッフの公式ユニフォームとして提供。現在、循環型林業の実現に向け、バイオマス事業の展開を目指す一環でnebaneに参画。
パートナー
Partnerは矢作川流域を中心に営んでいる企業が
nebaneに共感し、
その活動をフォローすべく力を注いでくれています。
ときにはクライアントになったり、プロジェクトによっては協業のメンバーにもなる頼もしい存在です。

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根羽村 森林組合
村の森の今と未来を守るトータル林業
森が9割を占める長野県根羽村の、森林整備から加工製材まで担う。
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一般社団法人 ねばのもり
村ごこちのよい里山をつなぎ続ける
村にある地域資源を活かしあい、地域の未来をつくるプラットフォーム。
Webサイトへ
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ハッピーマウンテン
自然と生き物が活かし合う山づくりを
牛放牧する山地酪農の手法を活かし、ネイチャーポジティブな山づくりに挑戦。
フィールドを活かし、様々なコンテンツを提供。Webサイトへ
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株式会社グリーンベネフィット
自然の恩恵を生かし
循環型社会を実現する森林資源を使い持続可能な地域づくりに必要な課題解決や事業創出を行う。
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やまとわ
森をつくる暮らしをつくる
森の資源を使った楽しい暮らしの提案を通して、森と人の距離が近い未来を考える。森と暮らしをつなぐ会社として社会をよくしていく。
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信州大学農学部
信州の地から、農学の未来を創る
自然と人が共生する持続的社会の創造を目指し、広い視野と課題探求能力、国際性を備えた人材を養成する。
Webサイトへ
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一般社団法人 more tree
都市と森をつなぐ
「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っている。
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PAN-PROJECTS
森のスケールで考え、建築でつなぐ。
行き場を失った大径材に価値を与え、建築から森と社会の新たな循環をつくる。
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株式会社
トリイアンドカンパニー森と人の未来のために、
いまできること。FOR THE FOREST, FOR LIFE
愛知県安城市を拠点に森と人がつながる架け橋となるコミュニケーションをデザインする。Webサイトへ
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長野県
「輝く農山村地域」の創造を目指す
オンリーワンの持続可能な地域に向けて、地域資源を磨き上げ、新たな価値をつくる取組を応援している。
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