2026.07.31
Forest College Advance in 根羽村を9月上旬に開催します

源流の村で、これからの森づくりと流域経済を考える
源流の村で、「森と生きるを仕事にする」を考える3日間:2026年9月5日(土)〜7日(月)
矢作川の上流、長野県根羽村。村の面積の94%が森林の村で、フォレストカレッジ・アドバンス in 根羽村を開催します。
「いまの森のあり方、もっと良くできるはず」
「納得感のある森づくりを仕事にしたい」
そんな想いを持つ方に向けた、一歩踏み込んだ実践編。木を伐る話だけではなく、源流から流域全体を想い、経済もしっかり回していく。根羽村のフィールドを五感で味わいながら、これからの森の管理と経営のヒントを一緒に探す3日間です。

根羽村とは
根羽村は、矢作川の源流に位置する人口800人ほどの小さな村です。村ぐるみで森林を管理し、「源流の村」として、下流域の都市とつながりながら森づくりを続けてきました。
いま根羽村では、根羽村の森の未来を描くプロジェクト「nebane」が動いています。森をどう見立て、どうゾーニングし、誰とどう動かしていくのか。その現在進行形の試行錯誤に、参加者のみなさんと一緒に触れていきます。森づくりは、一つの村だけでは完結しません。水は流域を下り、木材は都市へ運ばれ、人は源流と海側を行き来する。この講座では「流域」という視点を軸に、森の仕事のつくり方を考えます。


3日間のプログラム
※内容・講師は一部変更になる可能性があります。
DAY 1 | 9月5日(土):源流の森に立つ
初日はまず森に立つところから。矢作川の水が生まれる「水源の森」を歩き、手を動かし、夜はじっくりと語り合います!
- 12:30 根羽村集合 → 水源の森へ移動
- 開講・オリエンテーション
- 「nebaneの現在地」‐nebaneが目指すもの、根羽村のこれまでとこれから
講師:杉山泰彦さん(一社ねばのもり、nebane PJ) - 水源の森でのフィールドワーク‐森を歩く、森のビジョンを考えるための調査とは
講師:川内洋輔さん(フォレスター)、西門裕貴さん(樹木医) - 宿へチェックイン・晩ごはんを食べて夜の部へ
- トーク「森と生きるを仕事にする」‐やまとわの取り組みとフォレスターの役割
講師:やまとわ 奥田悠史さん - 参加者同士のグループワーク・対話
DAY 2 | 9月6日(日):流域から仕事をつくる
2日目は視点を「流域」に広げます。源流の森は、下流のまちや海とつながっている。流域で仕事をつくってきた実践者の話から、自分の地域に持ち帰れるヒントを探します。午後は根羽の川とサウナで、源流の水を全身で感じる時間を。
- 「流域から仕事をつくる」— 矢作川流域に生きる人たちのトークセッション。流域の関係性を考えるワーク
講師:ONE RIVER・株式会社乙川川守舎 岩ケ谷充さん、株式会社鳥居工務店 鳥居将成さん、株式会社WABISABI代表 鈴木達朗さん
午後からは根羽村・矢作川のほとりにて過ごしながら川を知る
- 矢作川で過ごし、身体的に矢作川を感じる‐泳いだり、川沿いでのんびりしたり、サウナでロウリュしたり。
- BBQ・焚き火。火を囲んで一日をふりかえる
DAY 3 | 9月7日(月):自分のアクションの種を見つける
最終日は、3日間の体験を「自分ごと」に落とし込む時間。ここで見たこと、感じたことを、それぞれの地域や仕事にどうつなげるか。次の一歩を言葉にして、解散します。
- ハッピーマウンテンを巡るツアー。森と放牧が生み出す新たな価値を知る
講師:幸山明良さん(ハッピーマウンテン ) - ワークショップ「流域視点から考える未来」
講師:杉山さん、奥田さん - 最後のシェア‐「自分がここで・ここと何をするか」次のアクションの種を持ち帰る
- 終了・解散:15時頃に解散になると思います
こんな方におすすめ
- 林業・木材・森林行政など、森に関わる仕事をしている方
- これから森づくりを仕事にしたいと考えている方
- 流域や地域経済の視点から、森の可能性を考えたい方
- 源流の森の森林管理について考えたい方
- 森との多様な関わりを仕事にしたい方
- 長期目線での森林管理を実践したい、している方
- 林業の枠を超え、流域や地域経営の視点から森の価値を再定義したい方
すでに取り組んでらっしゃる方も、これから森の仕事を目指す方も歓迎です。現場のリアリティに触れながら、心地よい刺激を受け、共に学び合いましょう。
開催概要
Forest College Advance in 根羽村
- 日程
2026年9月5日(土)12:30 〜 9月7日(月)14:30 - 会場
長野県下伊那郡根羽村 - 集合・解散
根羽村内 ※ 詳細はお申し込み後にご案内します - 宿泊・食事
実費負担 - 参加費
無料 - 定員
15名 - 申込締切
8月19日(水)
申し込み多数の場合は、選考させていただき、結果を21日(金)までにお知らせさせていただきます。 - 共催
根羽村、nebane、株式会社やまとわ
持ち物・服装
森を歩ける服装・靴、雨具、川に入る方は水着・タオル・濡れてもよい靴など。詳細はお申し込み後にご案内します。
お申し込み
以下のフォームからお申し込みください。
講師紹介
杉山泰彦氏(マギー)
一般社団法人ねばのもり 代表
2017年より、地方と都会の繋がりを支援する株式会社WHEREに参画。地域PR・移住定住サポート事業等で合計20地域のサポートを行ったのちに、2018年12月に東京から長野県根羽村に自らも移住。
2019年4月-22年3月までは総務省・地域おこし企業人として根羽村PR戦略担当を務め、任期中に2年連続社会増を実現し、地域の魅力づくりに貢献。20年8月に社団法人を立ち上げ、「村ごこち”の良い里山の風景を持続する」活動を行っている。

奥田悠史氏
森林ディレクター/株式会社やまとわ 取締役
1988年三重県生まれ。大学で森林科学を専攻し、編集者やデザイナー等の経験を経て、2016年にやまとわの立ち上げに参画。森林ディレクターとして、森の個性に合わせた未来を描き、林業・ものづくり・地域づくりを横断的につないでいる。
地域の木を活用した家具や経木づくり、循環型の農林業、森のビジョン策定などを行っている。森と人の関係を再編集し、持続可能な地域資源の循環と、これからの暮らしや文化の在り方を研究している。著書「自然資本とデザイン」編著「山の仕事ガイドブック: 大自然と向き合う30人の現場案内」。

川内洋輔氏
株式会社やまとわ/フォレスター
1988年東京生まれ。信州大学農学部森林科学科卒業後、9年間林野庁にて国有林業務に従事。森林総合監理士。2020年より株式会社やまとわに参画し、森林の調査・設計・整備や全国の森林ゾーニング調査を担当。森の成り立ちや地域社会との歴史的背景を踏まえ、現場と行政の両視点からこれからの持続可能な森づくりや森林活用を推進している。

西門裕貴氏
株式会社やまとわ/樹木医
1996年長野県松本市生まれ。大学で森林科学を学び、卒業後は林野庁に勤務。退職後、国内外の森を巡る旅を経て株式会社やまとわに入社。樹木のお医者さんとして自然科学と技術に基づいた樹木の管理・整備を行う。「人と森の対話的関係の構築」をテーマに、科学的視点と実践を交えた森林保全に取り組んでいる。

岩ヶ谷充氏
ONE RIVER 事務局長/プロジェクトマネージャー、株式会社乙川川守舎 代表取締役
1985年静岡県生まれ。大学時代から岡崎市で暮らす。2017年から岡崎市の中心市街地を舞台に行われる「QURUWAプロジェクト」に参画。乙川エリア担当として、かわまちづくり社会実験(おとがワ!ンダーランド)や殿橋テラスの企画・運営業務、民間主導のかわまちづくり推進体制の検討)等の業務に携わる。2021年には市民有志とともに市民団体(ONE RIVER)を発足し、乙川流域を舞台に様々なプロジェクトに奔走する。2026年にはONE RIVERの運営法人となる株式会社乙川川守舎を設立。

鳥居将成氏
株式会社鳥居工務店 5代目代表取締役
「100年ずっと、挑戦者であれ」を経営理念に掲げ、高気密・高断熱技術を活かした注文住宅・省エネ木造倉庫の提案などの建設建築事業、省エネ木造倉庫を活用し三河地域の物流課題解決を目指す物流事業、森・まち・人と人をつなぐ循環型ライフスタイルをデザインするコミュニティデザイン事業の3事業を愛知県安城市で展開。挑戦心と正直さを大切に、地域社会と持続可能な未来づくりに貢献。

幸山明良氏
ハッピーマウンテン代表
岐阜県瑞浪市出身、1985年生まれ。新卒でなかほら牧場(岩手県)に就職。牛が牛らしくあれる環境と、酪農の六次産業を約4年間学ぶ。その後熊本県菊池市で独立するも、熊本地震を契機に長野県根羽村で再起をはかる。学生時代から抱いていた「経済動物って何?」の疑問から、牛のいる山で1年間のテント生活をする。日々、牛と山と人が織りなすハーモニーに魅了されている。

大久保裕貴氏
根羽村森林組合総務課長
進学で上京し、自然のある暮らしを求めて根羽村にUターン。伐採から建築用材への加工、さらに商品づくりまでできる一貫した設備を持つ森林組合の総務全般、企業との折衝や森林組合のJ-クレジット創出などを担う。生き様がかっこいい根羽の森に関わる人たちの姿を見て、林業がかっこいい仕事として広がるよう輝く農山村地域プロジェクトのコアメンバーとして活動

鈴木達朗氏
株式会社WABISABI代表
1988年、愛知県岡崎市生まれ。高校在学中からイベント企画を始め、北米・ヨーロッパを放浪。2010年に愛知県西尾市の海沿いで田舎暮らしをスタートし、シーカヤックガイド、企画、デザイン、古民家改装、農業など多様な仕事を経験する。2016年に株式会社WABISABIを設立。地域活性事業をライフワークに、デザイン・企画・企業研修を軸に事業を展開。宿泊施設「ハズフォルニアベイコテージ」や海辺のカフェ、ハンバーガー専門店を手がけるほか、2024年からは子どもたちに向けた海の学校、農福連携の農場運営にも取り組む。

FOREST COLLEGE ADVANCE in 根羽村 運営チーム
根羽村、nebane、株式会社やまとわ
森のフィールドワークや講義、ディスカッションを通して企画を考え、森に関わる100の仕事づくりを目指す学び舎。
