2026.07.10

【オンライン】流域経済圏って何?源流の村から発信する挑戦「nebane」を本音で語る会。

長野県の最南端、愛知・岐阜との県境にある人口約800人の根羽村。面積の約9割が森林で、矢作川の源流が流れるこの村から、私たちは2025年から一つの大きな挑戦に取り組んでいます。

その名も nebane(ねばね)。森林資源を活かし、矢作川流域(流域人口110万人)を一つの経済圏としてつなぎ直そうという、”流域経済圏づくり”のプロジェクトです。

この座談会では、nebaneが何を考え、どこへ向かおうとしているのかを率直にお話しします。参加いただく方の問いや関心も伺いながら、対話する時間にしたいと考えています。
「森と生きるとは、どういうことか」「流域経済圏、流域でつながるとは具体的に何を意味するのか」——まだ答えの定まっていない問いを、共に考えることに興味がある方をお待ちしています。

nebaneが取り組んでいること

nebaneの根っこにあるのは、「森に還す」という考え方です。森と社会をつなぐことで収益を生み、針葉樹と林業の森、水を育む森、人の手が入る里山、多様な森と人との関係性を結び直し、関係性が巡る——そんな循環をつくることで森のバランスを取り戻していく。そして、その循環を根羽村の中だけで完結させず、矢作川の川上から川下(流域人口110万人)までをつなぐ「流域経済圏」へと広げていく。これがnebaneの目指す絵姿です。

構想を描いて約2年。すでに流域内では、多くの取り組みが動き始めています。

  • 森の多面的機能を実現するためのゾーニングづくり——地域住民ワークショップを踏まえた、エリア別の森林ビジョンづくり
  • 流域沿いの企業や自治体とつながる森づくり——森を舞台にした企業研修、流域沿いの子どもの環境教育イベントの受け入れ、商業施設への出張イベントなど、企業の関心に合わせた多様な関わり方のデザインとコーディネート
  • 木材の一気通貫のコーディネート——森林組合との窓口となり、地域の樹木を活かした商品開発や実証実験のサポート
  • 「蒸留の村」構想——これまで林業の現場に置き去りにされてきたヒノキ・スギの枝葉を蒸留し、精油や芳香蒸留水に変えていく。森の付加価値を高める挑戦
  • Forest College Advance——森の課題を流域単位で捉えて見つめ直す、宿泊型の勉強会

村長が森林組合長でもあり、森から製材までが一つの村の中で完結できる。800人という小さな規模の自治体だからこそ踏み込める挑戦が、ここにあります。

当日のテーマ

話し手と参加者が本音で語り合う座談会です。次のようなテーマを軸に進めます。

  • そもそも「流域経済圏」とは何か。なぜ人口800人の村が、それを掲げるのか
  • 「森に還る」——森に手を入れることが収益になる循環は、どうやって成り立たせるのか
  • 「蒸留の村」構想をはじめ、いま根羽村で動き始めている挑戦のリアル
  • 企業や外の人と、森はどうつながれるのか

うまくいっていることも、まだ答えの出ていないことも、本音でお話しします。聞くだけのご参加でも、カメラオフでも構いません。気になることがあれば、その場で気軽に問いかけてください。

開催概要

イベント名【オンライン】流域経済圏って何?源流の村から発信する挑戦「nebane」を本音で語る会。
開催日時2026年7月23日(木)19:30 〜 21:00
会場オンライン(Zoom)
参加費無料
主催根羽村役場 / nebane

登壇者

杉山 泰彦(一般社団法人ねばのもり 代表理事 / nebane 代表)
2017年より、地方と都会の繋がりを支援する株式会社WHEREに参画。2018年12月に東京から長野県根羽村に自らも移住。2019年4月〜22年3月まで総務省・地域おこし企業人として根羽村PR戦略担当を務め、任期中に2年連続の社会増を実現。2020年8月に一般社団法人ねばのもりを立ち上げ、「”村ごこち”の良い里山の風景を持続する」をミッションに、地域の魅力と価値を高める活動を行っている。

奥田 悠史(株式会社やまとわ 取締役 森林ディレクター)
1988年三重県生まれ。信州大学農学部森林科学科で年輪を研究し、卒業後は編集者・ライター・デザイナー・カメラマンなどを経験。2016年に株式会社やまとわを共同設立し、取締役/森林ディレクターとして活動。森と暮らし、地域と企業をつなぐ課題解決の設計・ディレクションを担い、「森の企画室」など多様なプロジェクトを手掛けている。

お申し込み

参加をご希望の方は、下記の申し込みフォームからお申し込みください。折り返し、当日のZoom URLをお送りします。